時合は回収直前になることが結構あります。
磯釣り経験豊富な皆さんは,
回収直前に時合を迎えて『もう少し釣りたいのに…』という気持ちを抑えてあえなく納竿するといった経験をしたことはないでしょうか?
十分に釣れた日なら良いですが,
満足いかない釣果のときや
バラシで悔しい思いをしたときなどは
もう少し時間があれば…というように,
できるだけ長い時間釣りをしていたいと思うのは磯釣り師人共通の悩みだと思います。
そこで,この記事では磯での道具の片付けについて筆者が行っている方法を紹介したいと思います。
この記事の内容は,筆者がホームグラウンドの通い慣れている渡船で行っているやり方です。初めて行く渡船屋さんや離島遠征,海が荒れているときなどは余裕をもって早めに片づけ、事故や怪我の無いよう注意しています。
事故が起こっても当サイトは責任を持てません。すべて自己責任でお願いいたします。
目次
道具はできるだけ広げない
片付けの最大のコツは,道具を広げないということです。
本当にこれに尽きます。
よく,磯に上がって道具入れからいろいろなものを出し,
磯に広げている人を時々見かけますが,片づけをするときに確実に時間を取られてしまいます。
頻繁に使う道具はすべてライフジャケットへ
基本的に釣りで頻繁に使うものはすべてライフジャケットに収納します。
ポケットに収納できないものはカラビナを使ってぶら下げておきます。
ライジャケを来たら釣り道具はすべて取り出し完了!
という状態になるよう普段からライジャケの中身を精選しています。
ピトンは使わない
ピトンは波が高くなった時に道具が流されないようにくくりつけておくなど,非常に重要度が高い道具ですので沖磯に行く際は必ず持参しています。
ただ,波がおだやかな時には使いません。
仕掛けを作るときや休憩時など竿を置くときはキーパーバッカンについているロッドホルダーを利用しています。
ロッドケースの玉網収納スペースを利用
遠征に行くときは予期せぬことが起こることもあるので,道具用のバック(磯クール)にたくさんの道具を積めて持参します。
普段のホームグラウンドの釣行などでは道具専用のバックは持参しません。
しかし,こまごまとした道具はいろいろとありますので,
ロッドケースの玉網を入れるスペースを利用します。
何か入れたいものができたときも,玉網収納スペースはかなり大きなものでも入るため重宝します。
肝心の玉網は,キーパーバッカンに入れて持参します。
ナイロン製の袋を利用する
私は,衣類や食べ物や飲み物をまとめてナイロン製の袋に入れておきます。
下の写真が私愛用の袋です。
いわゆる体育館シューズを入れておくような巾着のついた袋です。
ビニール袋でも代用が効きますが,ビニール袋はやぶれてしまったりするので,こちらを利用しています。
衣類など軽いものは,爆風で飛ばされてしまったりしますが,
この袋の中にペットボトルと一緒に入れておけば飛んでいくことはありません。
食べ物や衣類など汚れてほしくないものをこの袋に入れて置いておきます。
片付けの順番を決めておく
予め片付けの準備を決めておくと片付けは圧倒的に早いです。
私の段取りを参考にしてみてください。( )内はおおよその時間です。
- ウキから下の仕掛けを切って撒き餌用バッカンに放り込む(10秒)
- (ロングハリスも含めて)ラインをリールに巻きとる(10秒)
- 竿を慎重にたたむ このとき焦ると穂先を折るので注意する(30秒)
- ガイドキャップをつけてロッドケースに竿を収納する(15秒)
- 撒き餌杓をタオルで拭いてロッドケースに収納する(15秒)
- 時間があれば玉網を外して玉の柄をロッドケースに収納する。時間がないときは玉網をつけたままロッドケースに収納する(20秒)。
- キーパーバッカンの水を抜く。キーパーバッカンに水汲みバケツをいれて,水汲みバケツの中にナイロン製の袋を入れる。(20秒)
- 玉網をキーパーバッカンの上蓋と中蓋の間に置く。(10秒)
- 時間があれば撒き餌用バッカンに取り付けていた杓立て,エサ箱などを洗って撒き餌用バッカンに収納する。先ほど放り込んだ仕掛けをライジャケのライン廃棄用のケースに入れる。時間がなければ杓立て,エサ箱を撒き餌用バッカンに放り込む(10秒)。
このような段取りだと,信じられないかもしれませんが,最短2~3分程で片付けが可能です。
回収の順番がわかっていれば,回収の船が見えてから片づけを開始しても間に合います。
まとめ
片付けのポイントは”放り込む”
ポイントは,放り込むということです。
道具を所定の場所にしまおうとすると時間がかかります。
よって,こまごましたものは大きいBOXに放り込めば良いという発想です。
そのとき,ナイロン製の袋を用いて,汚れてほしくないものをまとめておくと片付けがスムーズです。
場所を取る長物は早くしまう
一番大切で高価な竿とリール,玉の柄は一番最初に仕舞いましょう。
また,長物である杓も早めに仕舞うことをおススメします。
杓も高いものだと1万円を超えるものもありますので,磯に置いてくることがないようにしたいところです。
バッカンに放り込めないものをいち早く収納するのがポイントです。
道具の精選も非常に重要 使わないものは持たない
一度,自宅に帰って道具を確認して使わなかったものをピックアップしてみてください。
意外となくても済んでしまうものがあるかもしれません。
無駄なものを持たずに必要なものだけを持っていくスタイルにすると,片付けだけではなく準備も楽になります。
以上になります。皆さんの釣行のヒントになれば幸いです。
最後まで読んでいただき,ありがとうございました!!
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