初心者必見!仕掛けの投入時に注意する3つの点と仕掛けを流すときに取る2つのデータ

第一投目の注意事項

まず,その日の一投目をする際に意図を明確にして初めていきましょう。

人によってやり方は様々ですが,私は以下の3点についてまず注意します。

居着きの大型グレがいないかどうか注意する

昨日の撒き餌が効いていて,

大型のグレが居着いている可能性があります。

その日の第一投でその日一番の大型グレが出ることもありますので,

第一投目は油断しないように注意しましょう。

状況にもよりますが,その日の一投目は撒き餌を撒かずに仕掛けを入れることが多いです。

エサ取りの量と種類を把握する

早めに仕掛けを回収し,エサ取りがいるかどうかを確認してください。

エサ取りがいてもいなくても,

まずは足元から撒き餌を撒いて,

海の様子を観察します。

撒き餌はどこに流れていくか,

仕掛けと撒き餌は同調しているか,

魚は見えるか…等々

よく観察することが大切です。

撒き餌は手前から効かせる

撒き餌の基本は足元に撒いて,

自分が立っている磯の周りにじわじわ効かせていくのが基本です。

いきなり沖に撒き餌を投げるのではなく,

手前から少しずつ撒き餌の範囲を広げていった方が,

釣りを組み立てやすくなります。

エサ取りが多いときは,

足元にしっかり撒いておかないと釣りが成立しないことがよくあります。

6月の梅雨グレ時などに,

いきなり沖に撒いて小サバが一日中,

磯に居着いてしまったなんて話はよく聞く話です。

まずは,足元にエサ取りを集めて,

沖にエサ取りを集めないようにする工夫が必要です。

極端な場合は,足元だけに撒いて沖には撒き餌を全く撒かないという手もあります。

撒き餌の帯とサシエの位置

二枚潮の攻略

撒き餌は投入すると海に沈み,

潮の流れに乗って流れていきます。

そして,その潮の先にグレが集まって撒き餌を食べます。

この撒き餌の帯の中に,

サシエがある状態にしていけばよいです。

最も大切なのは,

海の中でサシエと撒き餌がどこに流れていくかをイメージすることです。

上の図では,表層流が強く,

ウキが流されてしまって下の層でサシエと撒き餌が同調していません。

こういう二枚潮の場合は,

半誘導仕掛けだと仕掛けが浮き上がってしまうため不利になってしまいます。

以下の記事でも取り上げているように,

ハリスの中にウキを入れる全層沈め探り釣り(ロングハリス釣法,1000釣法,全層釣法)だと,

撒き餌が効いている層へウキを送り込むことができ,

ウキが大きな潮受けとなって撒き餌を食べるグレのところまで仕掛けを運んでいってくれます。

毎投のデータ収集

陸上からは深い場所までなかなか見ることができないので,

➀潮に引っ張られて道糸がどういうリズムで出ていくか,

②仕掛けの回収時にどこから仕掛けが上がってくるか

などのデータを集めながら,

海面から出る道糸の位置をコントロールするようにしてください。

この作業を行いながら

撒き餌とサシエの同調が上手くできているかどうかを見極めていきます。

この一連の作業は釣りをする上で

一番大切なことと言っても過言ではありません。

潮の流れは刻一刻と変化していきます。

その変化に気づくためにも,毎投集中して行うようにしてください。

最後まで読んでいただき,ありがとうございました!

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