今回は,アングラーズマイスターの中村圭介氏主催のフカセ釣りスキルアップ講座に参加してきました!
中村さんは私の愛用するウキのキザクラのフィールドモニターやバリバスのフィールドテスター,556glassのフィールドテスターなど多くのメーカーのテスターさんを勤めていらっしゃいます。
そんな中村さんとはツイッターで出会いました。
SNSは本当にすごいです。
私も,ツイッターを通して今まで多くの人と出会って釣りをしてきました。
ツイッターがなかったら今の釣り仲間はいないと言っても過言ではないほどです。
皆さんもぜひツイッターをやってみてください!
中村さんの当日のツイッター投稿はこちら!
目次
釣りエサ市場尾鷲店でマキエ作り!
今回の配合はこちら!!
集魚材はマルキュー製品を使わせていただいています。
V9徳用+V9スペシャル+V10を3袋+オキアミ3角(9kg)
まだまだ集魚剤を使った釣りは未熟ですが,少しずつマキエの作り方がわかってきたつもりでしたが…。
V10を3袋,少し使い過ぎましたね…。
マルキューのHPから引用した特性グラフをまとめてみました。
V9の特性グラフ
V9スペシャルの特性グラフ
V10の特性グラフ
比重の小さい軽いマキエ??
この特性グラフを見ると明らか。
比重の小さなV10を3袋もいれたことで非常に軽い撒き餌ができてしまったようです。
V10は安いし,粒子が細かく遠投が効くようなイメージで,なおかつ甘いにおいが好き!
3袋も入れてしまいましたが,明らかにバランスの崩れたマキエが仕上がってしまったようです。
後から中村さんにも言われたのですが,マキエが軽いので空中でバラけやすいとのことでした。
やはり配合のバランスをもう少し考えていかなければなりません。
特性グラフをもう少し見ていくと,次回はV10スペシャルと超遠投を入れてみようと思います。
オキアミ3角(9kg)+集魚材5袋(V9徳用+V9スペシャル+V10+V10スペシャル+超遠投)で撒き餌を作ってみようと思います。
V10スペシャルの特性グラフ
超遠投の特性グラフ
大ちゃん渡船で8時通し釣り 出船!!
港に到着すると,8時よりも早く出るとのこと。
急いで準備をします。
7時半頃準備が整い,ルアーマン3名と一緒に出船。
我々は中村さんと私ししゃも,もうお一人スキルアップ講座に参加されたIさんの3名で出船しました。
いつもはトーナメント練習でグンカンに上がって,磯替えして小山周りの磯で練習していますが,今日は沖磯へ!
尾鷲の沖磯は本当に久しぶり!
3~4年前にキザクラファミリー愛知の懇親会で立神の高場に上がって以来だな…。
船はグングン進みます。
沖縄方面にある弱い台風からくる南東のウネリが入ってきています。
が,尾鷲は全天候型釣場。
南東のウネリは九木崎に当たって,その裏側になる立神,チャビン方面は比較的凪。
少し波っ気があるくらいの感じで非常に条件は良さそうです。
上がった磯は立神の高場!!
良い景色ですね。
泡の筋も出ていて釣れそうな感じです。
それでは釣りの準備をします。
3時間のトーナメント形式対戦
3人で立神の高場に上がったので,釣り座を3か所決めて,
1時間ずつ入れ替えていくトーナメント形式の練習をすることにしました。
ジャンケンをして釣り座を決めます。
私が勝利!!
ということで僕は右側の船着きを選びました。
その左横にIさん,さらに左のワンド向きの釣り座に中村さんが入りました。
ここから左回りに釣り座を1時間ごと移動していきます。
3時間の勝負です!
それでは釣りスタート!!
意気込みはマンマンで釣りをしますが,
グレの気配はゼロ!
磯際にチョウチョウウオは出てきますが,グレの姿は見えません。
沖に投げると生オキアミがまるまる残ってきます。
潮も左へ行ったり,右へ行ったりフラフラしています。
そして,雨も本格的に降ってきました。
こんな状況であっという間に2時間が終了してしまいました。
そして最後の釣り座へ。
ワンド向きの高場へ移動し,開始した直後,中村さんの竿が曲がります。
上がってきたのは32~33cmの尾長グレ。
魚の食い気スイッチがいきなり入ったようです!
すると,私のところにも来ます。
ドゥルルルルル~~~!っと道糸が勢いよく出ていくアタリ!
その前までが渋すぎで,ハリス1号,針3号に落としていたため瞬殺!!(泣)
尾長っぽいアタリでした。
すぐに仕掛けをハリス1.5号,針4号に変更して再開します。
すると,バララララー!と気持ちの良いアタリ。
ゆっくりアワセを入れるとずっしりとした重量感!
根に潜られないようにプレッシャーを掛けながら,疲れさせるように泳がせます。
ゆっくり,ゆらゆら大きな魚影が…。
上がってきたのは44cmの口太グレ!
使用したウキは,キザクラの小松和伸インストラクター監修のパンサーサイナスの0です。
0で13.8gなので結構大型のウキですが,シャープなボディラインで感度は良好です。
重たいので遠投が効き,すごく使いやすいウキになっています。
また,キザクラさんの独自技術で,アンダーキャッチリングが採用されています。
これは,なるほどウキ止めのような小さなウキ止めでも,ウキの内部の径を小さくすることでシモリ玉なしでもウキ止めがしっかりタナをキープできるというもの。
そして,大きな魚がかかると,ウキ止めが下に抜けて魚に違和感を持たせないようにする絶妙な径(0は1.3mm)が採用されています。
パンサーサイナスの場合,他の浮力ではアンダーキャッチリングの径に違いを持たせています。
詳しくはウキのキザクラ公式HPをご覧ください!
正直,ハリス1.5号で40オーバーを取れたのは初めて。
今まで,梶賀で太ハリス専門でやっていたのでめちゃくちゃ嬉しかった!
自信を持てた一尾になりました。
その後は,オオモンハタをゲット!
遠投で来ました。
マキエにつられて浮いてきているようです。
時間いっぱいラスト1投 尾長のコッパを追加して終了!
釣果は2尾でしたが,44cmのおかげで重量は1.99kg!
口太1尾で1.74kgもありました。
ということで,一応優勝…(笑)
大型口太はマグレでしたが,本当に嬉しい一尾でした!
その後はのんびり 中村さんからのアドバイス
少し休憩した後は,その場の釣り座でのんびりやります。
とは言っても,魚はのんびりやってはくれません。
遠投してマキエと合わせると,バララララ~~~~!!!
すると引きはそれほどでもない。
すぐに手前に寄ってきます。
しかし,ここから磯際での抵抗がスゴイ!!
レバーブレーキ使ってラインを出しまくりです。
思いっ切り根に突っ込んでいきます。
かなりの時間やり取りしましたが,根に張り付いてしまいました…。
少し待ってると,出てきますが,根に当たってラインブレイク…。
完全に尾長の引きでした。
やはり尾鷲の沖磯のポテンシャルは高い!
ハリス1.5号では少し厳しかったかな…。
その後、釣り座を移動し、船着きに戻ります。
ここで中村さんと並んで釣りをすることに。
中村さんに私の釣りを見てもらって、ラインメンディングの重要性について教えてもらいました。
私の場合、竿先からラインが出てすぐに水面に到達してしまい、
手前のガチャガチャしたサラシに道糸が取られてウキを引っ張ってしまっているとのこと。
中村さんは手前のサラシの向こう側に道糸と海面の接点がありました。
また、仕掛けを投入した直後に引っ張って道糸をまっすぐにしておくと、追いコマセなどでなんやかんやしている間に道糸がフケなくて良いとのアドバイスをいただきました。
アドバイスされたことをしっかり習得していきたいと思います!
またもや大型尾長!?
その後は、雨も完全に止み、沖磯を堪能。
相変わらず潮がフラフラ右へ行ったり左へ行ったりしていますが,
それでもときどき30くらいの尾長グレが当たってきます。
木端尾長に混じりながら、こんなヤツがポツポツ釣れます。
こんなゲストも!
尾鷲のカワハギはデカイ!
トーナメントでは厄介なエサ取りですが、お土産には最高!
しっかりキープ!
そしてまたまたヤツがやってきます…。
バリバリ〜と道糸が出ていったかと思ったら、すぐに手前に突っ込んできます。
これは尾長だ!
左前に出て磯際のオーバーハングを交わします。
しかし、出る方間違えた!(泣)
右側に根が張り出していて思いっきりそっちへ突っ込んでいく!
結局、右の根にハリスが当たって根ズレ…。
またやってしまった。
前に出るなら右側だった…。
釣りをする前にちゃんと確認するべきだった…。
これもトーナメントで勝つためには大事なこと。
次回以降の教訓!
今回の釣行も学ぶことが沢山ありました。
やっぱり釣りは楽しい!
同行して頂いた中村さん、Iさんありがとうございました!!
本日の使用タックル!
竿:シマノBB-XスペシャルMZⅢ 1.2号
シャキッとしていてなおかつ曲がって魚をいなしてくれます。
リール:ダイワ トーナメント3000LBD
ウキ:キザクラ パンサーサイナス 自重があり遠投ができるウキ!
道糸:キザクラ 全層セミフロートIMPULSE 1.75号
しなやかでクセがつきにくい 非常に見やすいラインです
ハリス:サンライン トルネード松田スペシャル ブラックストリーム 1号~1.5号
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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