グレ釣り最強仕掛け!ロングハリス釣法とは?メリット デメリットを解説

初心者の方も中級者の方も,ぜひ一度やってみてほしい釣り方があります。

ロングハリス釣法です。

この釣り方はウキをハリスに通して,ウキをなじませやすくすることで下に潜っていく潮(潜り潮)をとらえて,魚がいるところまで仕掛けを届けるという釣り方です。

この仕掛けを使えば,見てもわからない潮のヨレ魚が集まるスポットをとらえやすく,初心者でも安定的な釣果を出すことができます。

あなたもぜひ一度トライしてみてください!

ロングハリス釣法とは?

通常,ハリスと道糸を直結し,ウキは道糸に通します。

ロングハリス釣法では,ウキ下より長くハリスを取ります。そして,そのハリスの中にウキを入れます。

ハリスの中にウキを入れると何が違うのでしょうか?

半誘導仕掛け

半誘導の仕掛けだと,ウキから上は比重が1.14のナイロンですので,ウキより上の部分(道糸)は沈みにくいです。

しかし,ロングハリス釣法の仕掛けではナイロンの道糸とフロロカーボンのハリスの直結部がウキより上にあるため,ウキの上側のラインが比重1.78のフロロカーボンになり沈みやすいのです。

よって,ウキを上から押さえつけるような形になるため,半誘導仕掛けよりもなじみやすくなります。

ロングハリス仕掛け

これが最大の特徴で,ウキがなじみやすいことで魚がいるであろう底潮をとらえやすく釣果を上げやすくなるのです。

ロングハリス釣法のメリット

潮の流れに乗せやすい

ウキが水中にあるので,自然と潮の流れに仕掛けがなじみます。

魚にとっては,潮の流れの中に仕掛けが入り込んでいるため,違和感がなく食いやすいわけです。

釣り人は,仕掛けを投入したら,あとは張らず緩めずをキープしましょう。

張らず緩めずというのは,仕掛けを引っ張りすぎず,緩ませすぎない絶妙な引っ張り具合のことです。図で示すと以下のような感じです。

流している最中は竿先から海面までの道糸の垂れ具合に注意して,張らず緩めずをキープしましょう。

撒き餌と同調しやすい

仕掛けが潮になじんでいるということは,投入した撒き餌と仕掛けが同調するということです。

仕掛けの沈下速度と撒き餌の沈下速度があっていれば,魚が撒き餌を食っている場所までウキが仕掛けを運んでくれるということです。

なので,ウキの選択は超重要!実績のある0ウキを使ってグレを釣りましょう。

キザクラのポルタ P-0 ~P-01がオススメ!

 余浮力は少ないので,全層沈め釣りに最適!! P-0は0,P-01は00になります。

キザクラの鵜澤さん監修 D-Flatz のP-0 ~ P-03 もおすすめです。

シマノ ゼロピットDVCも実績十分!オススメのウキです。

バチバチ!ダイレクトなアタリが出る

潮がまっすぐに流れているときは,穂先から針までがまっすぐになっているのでアタリはダイレクト!手元に伝わります。

オープンベールで待っていれば道糸がバチバチ~,バラララ~!と出ていきます。

強いアタリはビックリしますが,フカセ釣りの超絶楽しい瞬間です。

バチバチのアタリは脳汁出ますよ!

ロングハリス釣法のデメリット

ハリスの消耗が激しい

ハリスを長くとるためどうしてもハリスの消耗が激しくなってしまいます。

50m1500円のハリスだと,半誘導仕掛けなら2ヒロ(3m)で1回90円。

ロングハリス釣法の仕掛けなら5ヒロ(7.5m)で1回225円。

たしかにお金もかかりますが,コンビニでパンやペットボトル1つ分と考えればそれほど高くないと感じます。

道糸とハリスの直結部がガイドの中にあり投げにくい

仕掛けを投入するとき,直結部がガイドの中にあるため,ときどき引っかかることがあります。慣れれば苦ではありません。

また,細いハリスを使っている場合は引っかかることはほとんどありません。

ウキが見えないため,ウキでアタリを取りたい人には不向き

どうしてもウキが沈んでいくのでウキでアタリを取りたい人には不向きです。

フカセ釣りの楽しさとしてやはりウキを見たい!というのはあります。

また,沈めるウキは本当にウキなのか?と考えられる人もいるようです。

ここは個人の楽しみ方なので,一度やってみて合わないようならウキを浮かせて釣れば良いと思います。

また,魚が見えていて浅いタナにいるときは,沈める釣りは非効率です。

ウキを浮かせた方が釣果が上がるでしょう。

その時々で良い海に合わせるということが最も大切だということは紛れもない事実です。

一つの引き出しとしてロングハリス釣法に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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